今週末公開!映画『羊の木』日本外国特派員協会 記者会見

2018.02.01

公益社団法人日本外国特派員協会で、主演の錦戸亮さんと吉田大八監督が記者会見を開きました。

外国の取材陣を前に錦戸さんは「映画を楽しんでもらえたと思う。この映画を通して自分は、まったくわからない存在が自分のコミュニティーに入ってきたらどうしようかと考えた。エンターテインメントでありながら、社会的な側面もある映画。映画を通して過疎化、移民などの問題についても考えるいいきっかけになればいい」と流ちょうな英語でスピーチ。集まった海外メディアからは歓声と拍手が沸き起こりました!

そんな英語力を評価して海外メディアから「ハリウッド進出の希望は?」と聞かれた錦戸さんは「ハリウッドがあるなら挑戦させていただきたい」と前向きに語るも「でも冒頭のスピーチで死ぬほど緊張したから…」と苦笑いで、「語学力も大事ですが、それを抜きに“使いたい俳優”にまずは日本でなりたい」と日本での成長に意欲をみせました。そして、演技をする上でリスペクトしている俳優について聞かれ、「僕の先生はジェイク・ギレンホール、デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ。好きになった映画は10回くらい見ます。」と国際的な名優たちの名を挙げました。

劇中ではごく一般的な公務員・月末を演じており、その役への染まりぶりが好評の錦戸さんは、「普段は煌びやかなステージに立っているけれど、お芝居の仕事ではアイドル的なところは出す必要がないと思っています。家に帰ったら普通ですから。だから煌びやかなのは自分の側面の一つなんです」と等身大を強調しました。
関ジャニ∞ではギター担当ですが、本作ではベースの腕前を披露。錦戸さんは「ベースを弾きながらだと、人の顔を見ても何も言われない時間だと気付いた。だから僕が演じた月末的には文(木村文乃さん)をずっと見ていたい時間だったのではないか」と役柄の心境を代弁するも「月末的にはですよ」と照れていました。

吉田監督はそんな錦戸さんの魅力を「錦戸さんは、普通の青年を演じていながらも、視線を引き付ける力がある人。だからこそこの映画には必要だと思って声をかけました」と紹介。また吉田監督は『羊の木』に様々なジャンル、テーマが盛り込まれていることを指摘されると「自分は欲張り。1本の映画でたくさんの感情を表現したい。ひとつの物語に上手く全部を取りこぼさずに盛り込むことをチャレンジとしてやろうとしているが、今回の作品でもそれができたのでは」と自信を覗かせました。