「一生に一度の恋をした人」限定!『ナラタージュ』スペシャル試写会

2017.09.28

9月27日(水)、『ナラタージュ』公開直前イベントとして、東京 恵比寿ザ・ガーデンホールにて「一生に一度の恋をした人」限定!スペシャル試写会を開催しました。
主演の松本潤さんをはじめ、ヒロインを務める有村架純さん、坂口健太郎さん、本作のメガホンをとった行定勲監督が登壇しました。


高校教師と生徒という立場で出会った葉山先生と泉。そんな2人が時を経て運命的再会を果たし、一生に一度の許されぬ恋に身を焦がしていく…。そんな本作にちなんで行われた「一生に一度の恋をした人」限定の試写会には、600人もの観客が詰めかけました。

大歓声で迎えられた葉山先生役の松本さんは、「映画を観た後は声を出したくなくなるのでは?自分の中で芽生えた感情を心の中に取っておきたくなるような2時間20分後になるはず」と不敵に予告し、「皆さんにどう受け取ってもらえるか興味があるし、ドキドキします。皆さんの今まで経験した恋愛と重ね合わせてどう受け取ってもらえるか。そして数年後に思い返したときに、この映画は記憶に残る大事な作品になっていたら嬉しい」と、公開直前の心境を打ち明けました。

葉山先生との禁断のラブシーンに体当たりで挑んだ泉役の有村さんは、松本さんから「架純ちゃんの表情が崩れる姿が見どころ。体当たりして演じている分、感情が如実に表れている」と評されると、「葉山先生に対して『何なんだこの人は』という思いもあったし、憎しみはないけれど実はある、という複雑な心境でした」と演じた当時を回想。
葉山先生に対する嫉妬に燃える大学生の小野役の坂口さんは、「撮影を通して驚いたのは、松本潤さんが松本潤さんじゃなかったこと」と謎の感想を漏らして松本さんや会場を「?」とさせつつ、「テレビの中にいる松本さんの印象でいたけれど、もはや松本潤さんではなかった。完全に葉山先生として現場に立っていた」と松本さんの憑依ぶりに舌を巻いていました。
一方、構想10年をかけて本作を完成させた行定監督は「恋愛ものは身近な感情を扱うものなので、嘘をつかないで演じてくれる役者が必要だった。このメインキャスト3人は、そんな人たちだった。かかった10年は、今ではメインキャスト3人を待つための時間だったと思えている」と配役に納得の様子でした。

イベントでは、観客から「一生に一度の恋」のエピソードを募集。その中から、松本さんら4人がそれぞれ気に入ったものを発表しました。

いとこに対する抑えられない気持ちを綴ったエピソードを選んだ行定監督は「エロい!」と感想を述べて、松本さんから「3文字!」とツッコまれながらも、日活ロマンポルノなみのストーリーを勝手に妄想し「すごくいいストーリー!映画化決定でしょう!」と大興奮。それに松本さんも「どんどん膨らみますね!妄想が激しいですね!」と、行定監督のイマジネーションにお手上げのようでした。

 

坂口さんがチョイスしたのは、可能性ゼロだった女性と今では結婚して30年経っているという男性の経験談。坂口は「独白のような文体が素敵。恋愛はブレたりゆがんだりするものだけれど、それもなく、完成された一つの話になっている」と純愛に感激。別れた男性に対する未練のような思いを抱いた女性のエピソードを選んだ有村さんは、「携帯電話もない、文通だったという今の時代じゃない恋愛模様がいい。ピュアというかそういうものを感じた。素敵な恋愛ですね」とうっとりしていました。

 

そんな中で松本さんが選んだのは、10歳以上歳の離れた男性に恋をしているものの、彼の都合で頻繁に会えないという女性の複雑な気持ち。『ナラタージュ』の設定に近いエピソードに松本さんは、「こういう方にぜひこの作品を観てほしい!」とアピールし、「ポジティブな気持ちとネガティブな感情がありながら、でもポジティブな気持ちを信じたいという思いが伝わってきた」と思いを代弁。
そして「この方にとって、今日見た映画が背中を押してくれるような作品になってほしい。そしてもう少し歳を重ねたときに、この映画を改めて観るとまた印象が変わっているかもしれない」と客席にいるこの女性に対して語り掛けるように、エールを送っていました。